もっと元気に、もっと美しく、さらに快適な明日を創りたい

三洋薬品グループ > 健康豆知識 > ビタミンDが欠乏しているだけでも心不全に陥るリスク

健康豆知識

健康

2018.02.28

ビタミンDが欠乏しているだけでも心不全に陥るリスク

ビタミンDの欠乏が心不全のリスクを高めることがわかりました。

2017年12月、イタリア国立神経学研究所が行った研究をご紹介します。

イタリアに住む心不全病歴の無い男女約2万人を、
ビタミンD血中濃度のデータに応じて以下の3つのグループに分けました。

1.ビタミンD血中濃度が足りている(30ng/ml以上)グループ (調査対象者の12%が相当)
2.ビタミンDが不足している(10~29ng/ml)グループ (調査対象者の80%が相当)
3.ビタミンDが欠乏している(10ng/ml未満)グループ(調査対象者の8%が相当)

そして約6年間にわたり追跡調査を行ったところ、
グループによって心不全による入院発生率が異なることがわかってきました。

1.のビタミンDが足りているグループでは1.6%、
2.のビタミンDが不足しているグループでは2.9%、
3.のビタミンDが欠乏しているグループでは5.3%

という結果が表れました。

そして心不全として入院するリスクを様々な要因を考慮して算出した結果、
ビタミンD欠乏による心不全入院リスクは、ビタミンDが足りているグループと
比較すると1.6倍となることがわかりました。

ビタミンDは様々な食品に含まれ日光によっても体内で作られます。
しかし、冬の札幌でビタミンDを1000IU作ろうとすると130分間の日光浴が必要です。

また、日焼け止めクリーム等で皮膚を覆ってしまうと、
うまくビタミンDをつくることができなくなってしまいます。

不足しがちなビタミンDは、多くの専門家からサプリメントで
摂取することの有用性が言われております。

参考文献:Serum vitamin D deficiency and risk of hospitalization for heart failure: Prospective results from the Moli-sani study.Nutr Metab Cardiovasc Dis. 2017 Dec 7. pii: S0939-4753(17)30296-X.