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健康豆知識

健康

2018.04.24

クエン酸の働き

クエン酸(citric acid)は、酢や柑橘類などに含まれる酸味の成分で、レモン1個には約4g含まれています。
食べ物が体内で分解され、クエン酸を中心とする8種類の酸に変化しながらエネルギーに変わり、老廃物を体外に放出する活動をクエン酸サイクル(TCAサイクル)と言います。

クエン酸を摂取することは、途切れがちなエネルギー産生システムを活性化することなのです。
エネルギー代謝に必要なビタミンB群も一緒に摂ると、さらに効果アップが期待できます。
さらにマグネシウムなどの金属ミネラルを包み込み、吸収しやすくする働きがあります。

ミネラルは一般に吸収され難い成分ですが、キレート化合物になつことで吸収されやすくなります。
にがりはマグネシウム、カルシウムがたっぷり入っていますが、お酢の味をまろやかにする効果があります。
また、お酢のクエン酸がにがり中のミネラルの吸収を高める作用があります。一緒に摂ると良いとされています。

その他、尿酸は酸性で、より結晶化する性質があります。
クエン酸は尿をアルカリ化し、尿酸の結晶化を防ぎ、結晶化した尿酸の再溶解を促します。
また、代謝異常を正常化し、痛風の症状を緩和するという働きもあります。

[参考情報]
TCAサイクルについて、炭水化物は唾液や胃液によって分解され、ブドウ糖になります。
その後、腸で吸収されたブドウ糖は血管を通り、肝臓や筋肉に送られ、グリコーゲンとなって貯蔵されます。
それがエネルギーとなるときに燃えカスとして、炭酸ガス、水、焦性ブドウ酸ができます。
このうち炭酸ガスは呼吸で、水は汗や尿となって外に出ます。
焦性ブドウ酸はTCAサイクルに入り、オキザロ酢酸と結合してクエン酸になり、クエン酸がイソクエン酸に、イソクエン酸はコハク酸に、そしてコハク酸がリンゴ酸にという順で完全燃焼し、再度にオキザロ酢酸に変わります。

参照:ドラッグストアQ&A(薬事日報社)、サプリメント健康バイブル(小学館)、健康食品Q&A(じほう)