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健康豆知識

健康

2018.06.22

ビタミンDは栄養不良児の体重増加と脳の発達を改善

高用量ビタミンDサプリメントは、栄養不良の子供の体重増加、言語能力、運動能力を改善するようだ、という英国ロンドン大学クイーンメアリーからの研究報告です。

研究チームは、パキスタンで重度の急性栄養不良になった6-58ヵ月齢の子供185名を8週間にわたって後エネルギー密度食で治療した際、
ランダムに2群に分け1群に20万国際単位(5mg)のビタミンD3を1日2回、別の1群にはプラセボ(偽薬)を治療開始後2週間目と4週間目に摂取させました。

その結果、ビタミンDの補給を受けた群では、対照群に比べて、身長に対する体重の増加が有意に高かったとの事。
またビタミンDの補給は、運動能力と言語運用能力の遅延を有意に減少させたとの報告です。

「本研究は、ビタミンDが脳の発達に影響を及ぼすことを示す初めての臨床試験であり、ビタミンDが中枢神経系に重要な効果を持つことを強調するものである」と主任研究者のアドリアン・マルチノ教授は語っています。

出典:High-dose vitamin D3 in the treatment of severe acute malnutrition: a multicenter double-blind randomized controlled trial. The American Journal of Clinical Nutrition, Volume 107, Issue 5, 1 May 2018, Pages 725–733