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健康豆知識

健康

2018.07.20

ビタミンDが過敏性腸症候群の症状を緩和する?

ビタミンDのサプリメントは、痛みを伴う過敏性腸症候群(IBS)の症状を緩和するのに役立つ可能性があることを見出した、という英国シェフィールド大学からの研究報告です。

過敏性腸症候群(IBS)は消化管の衰弱性機能障害であり、英国の10人に2人がIBSに罹患しているとの事。
食生活やストレスがIBSに影響を与え、症状を悪化させることが知られていますが、症状がなぜ発症するのかについてはほとんど知られていないといいます。

研究チームは、ビタミンDとIBSに関する利用可能なこれまでのすべての研究報告について検討。
そして、どの民族でもIBS患者では、ビタミンD欠乏症が高い割合で認められることを見出したとのことです。

研究者らは、ビタミンDサプリメントがIBSの症状に与える有効性を評価。
その結果、腹痛、腹部膨満、下痢、便秘などの症状を緩和するのに役立つことが示唆されたとの事。ビタミンDはIBS患者の生活の質(QOL)を良くするために、最も効果的であることもわかりました。

「IBS患者はビタミンD濃度を検査するべきである。IBS患者の多くが、サプリメントの恩恵を受けるだろう。」と主任研究者のバーナード・コーフ博士は述べています。

ビタミンDは、骨の健康、免疫機能、メンタルヘルス、腸の健康など、健康に必須です。
また、低ビタミンD状態は結腸直腸がんのリスクと関連しており、炎症性腸疾患に関与していることが知られています。

出典:Claire E. Williams, Elizabeth A. Williams, Bernard M. Corfe, “Vitamin D status in irritable bowel syndrome and the impact of supplementation on symptoms: what do we know and what do we need to know?” in European Journal of Clinical Nutrition, 2018