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健康豆知識

健康

2018.09.14

心血管系を健康に保つ高齢者は認知症リスクが低い?

なるべく多くの心血管リスク因子(非喫煙、体重、食事、身体活動、コレステロール、血糖値、血圧)を最適レベルに保つことは、
高齢者の低い認知症リスクと関連しているとの仏ボルドー大学の報告です。

研究チームは、1999年から2016年にかけて、フランスのボルドー、ディジョン、モンペリエで65歳以上の6,626名を対象に集団ベースのコホート研究を実施、
米国心臓協会の決めた「人生のシンプル7」の推奨最適レベルの項目数スコア(0-7)を算出して、平均8.5年間追跡調査しました。その間に745名が認知症の診断を受けました。

データ解析の結果、スコア0-1の人の認知症罹患率が、100人年あたり1.76であったのに対し、スコアが2、3、4、5、6-7の人の認知症罹患率の絶対値差分は、各々100人年あたり-0.26、-0.59、-0.65、-0.93、-0.96でであったとの事。多変量モデルにおいて、スコアが1上がる毎のハザード比は0.90でした。

「最適心血管健康指標が上昇することと認証リスクの低下には関連がみられた。これらの知見は、心血管系の健康のプロモーションが認知機能の低下と認知症に関連するリスク因子の予防に有効であるという従来の知見をサポートするものである」と研究チームは結論付けています。

出典:Cécilia Samieri, PhD; Marie-Cécile Perier, MSc; Bamba Gaye, PhD; et al /Association of Cardiovascular Health Level in Older Age With Cognitive Decline and Incident Dementia / JAMA. 2018;320(7):657-664. doi:10.1001/jama.2018.11499