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健康豆知識

健康

2019.04.09

プロポリスの菌に対する抵抗力

”黄色ブドウ球菌” という細菌をご存知でしょうか?
この細菌は、人間ののどや鼻の中、動物の皮膚や腸管内、
さらに身の回りを漂うホコリの中にまで存在するいわば
常在菌となります。

しかし、この菌から分泌されるエンテロトキシンという
毒素が食物と一緒に人間の体内に運び込まれると、吐き気、
嘔吐、腹痛、下痢といった症状をもたらす食中毒症状の
原因となります。しかも、菌自体は熱に弱いのですが、
この毒素は100℃の湯に20分浸けられても分解されないという
非常に厄介な存在なのです。

この黄色ブドウ球菌に感染しないためのポイントは、
調理時に手指を十分に消毒し洗浄すること、食品を冷蔵(10℃以下)
保存すること、また帽子やマスクをすることも大切です。

さて、自然界にはやはり細菌やウイルスから身を守るために、
特殊な物質を作り出し免疫をそなえる生物がいます。
そのなかでも有名なのが、ミツバチです。
ミツバチから作られるプロポリスは、ミツバチの唾液分泌物と
樹脂から作られますが、産地によってプロポリスの効能効果は
変わることがあります。

今回、オーストラリアで採られたプロポリスを研究したところ、
黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果が認められたのです。
プロポリスにはまだまだ知られていない効果があり、注目を
あつめる健康素材といわれています。

【参考文献】
Massaro CF, Simpson JB, Powell D, Brooks P (2015)
“Chemical composition and antimicrobial activity of honeybee (Apis mellifera ligustica) propolis from subtropical eastern Australia. ”
Naturwissenschaften. 2015 Dec;102(11-12):68. doi: 10.1007/s00114-015-1318-z. Epub 2015 Oct 31.